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宮城の配管工事(業者)のコラム

配管工として持っておきたい資格とは?

配管工として働く際、必ず持っていなければならない資格はありません。しかし、持っていた方が配管工としてのステップアップにつながる資格はあります。

○配管工として最低限持っておきたい資格
○配管工として持っていると有利な資格

配管工と資格について、以上のポイントを解説します。配管工を目指す方や配管工としてキャリアアップを目指す方は、ぜひ参考にしてください。

配管工として最低限持っておきたい資格

○配管技能士
○管工事施工管理技士

配管工として最低限持っておきたい資格としては、以上2つが挙げられます。

配管技能士

配管技能士は、厚生労働省が認定する国家資格です。試験には実技試験と筆記試験が用意されています。
また、配管工としての3つのコースで習熟度別に受験資格。それぞれの受験資格は、以下の通りです。

配管工としての習熟度
受験資格
1級
上級
7年以上の実務経験、または、2級合格後2年以上の実務経験
2級
中級
2年以上の実務経験
3級
初級
見習い過程を終了した者

管工事施工管理技士

管工事施工管理技士は、国家資格です。受験するためには配管技能士試験に合格していることや、相当程度の実務経験が必要とされます。配管工事の管理責任者としての、知識や経験が問われる資格です。

資格は1級と2級に分かれ、1級の方が2級よりも高度な知識や経験などが問われます。1級の受験資格は、以下の通りです。

○1級配管技能検定合格後、10年以上の実務経験を持つこと
○実務経験15年以上と同等程度の技能を持つこと

配管工としてステップアップする流れ

配管技能士(3級)→配管技能士(2級)→配管技能士(1級)→管工事施工管理技士(2級)→管工事施工管理技士(1級)

配管工としてステップアップするには、以上のような流れが一般的でしょう。見習いから最終段階(1級管工事施工管理技士)にたどり着くまで、最短でも10年以上はかかるはずです。

持っていると有利な資格

○建築設備士
○給水装置工事主任技術者

これらの資格を持っていると仕事の幅が広がるため、就職などで大いに役立つでしょう。

建築設備士

建築設備士は国家資格です。工事管理を行う際、建築などの設備の設計について、建築士に対し適切な助言をするのに役立ちます。試験は1次と2次に分かれますが、合格率がいずれも50%を切る、難易度の高い試験です。

給水装置工事主任技術者

給水装置工事主任技術者は、国土交通省が認定する国家資格です。持っていると水道や排水などの配管工事で役立ちます。給水装置工事の実務経験が3年以上必要な上に試験科目も多いため、難易度はかなり高めです。

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