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宮城の配管工事(業者)のコラム

マンションにおける配管工事のタイミングと自己負担について

築年数が古いマンションにおける悩みの種の一つに、「配管工事のタイミング」が挙げられるでしょう。

○配管の寿命
○マンションにおける配管工事のベストタイミング
○マンションの配管工事で自己負担が発生するパターン

マンションオーナーの方はもちろん、居住者の方にとっても参考にして頂ける情報を紹介します。

配管の寿命はどれくらい?

一般的なマンションにおける配管の寿命は、「30年程度」とされます。築年数が30年以上のマンションでは、経年劣化による配管の腐食やサビにより、漏水やパイプの詰まりなどが起こりやすくなるようです。

近年ではマンションの配管に、「塩ビ管 (塩ビパイプ)」が使用されるようになり、水質の保全と維持が守られるようになりました。塩ビ管の耐用年数は、40~50年とされます。金属管と比べて、1.5倍程度の耐用年数が見込まれるようです。

配管工事をするタイミングのサイン

○水道から赤水(サビ混じりの水)が出た
○排水が頻繁に詰まる

これら2つが、代表的な配管工事をするタイミングのサインです。いずれも、配管の寿命が近いことを示します。こういったサインを見逃さず、早期に対処することが大切です。修理や交換のタイミングが遅れるほど、被害(修理費用)が大きくなります。

マンションにおける配管工事のベストタイミング

マンションの築年数が10~15年を超えたあたりから、さまざまなトラブルが発生するはずです。この時期に、リフォームやリノベーションを検討するオーナーの方も多いでしょう。リフォームやリノベーションと同時に配管工事もしてしまうのが、ベストかもしれません。

配管の交換費用自体は、30万円程度が目安です。しかし、交換工事には床や壁を剥がし、元通りにするための内装工事が付随します。最終的な工事費用は、50~100万円程度が目安になるでしょう。

少しでも費用を安く抑えるためには、リフォームやリノベーションと同時に配管工事もしてしまえば、内装工事費用を若干抑えることができるのでおすすめです。

マンションの配管工事で自己負担が発生するパターン

水漏れなどのトラブルに際して配管工事が床や天井に及んだ場合、配管工事費用は自己負担になるケースが多いようです。10~20万円程度が、費用の目安になります。決して小さな負担ではないでしょう。

○熱湯を直接流さない
○水周りを清潔に保つ

少しでも配管の寿命を伸ばすためには、以上のような生活を日頃から心がけてください。

もう1点。マンションにおける床や天井の配管工事は、「あくまで」自己負担になるケースが多いだけで、「必ず」自己負担になる訳ではありません。配管絡みで何らかのトラブルが発生した場合、まずは大家さんに相談するとよいでしょう。

入居時の契約によっては、自己負担せずに済む(自己負担が極小で済む)可能性があるからです。

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